稼いだ給料を使い切ってしまっては、お金を残すことはできません。
クレジットカードで欲しいものを次々と購入していたら、大きな借金を背負うことになります。
お金が貯まる人は、財布のヒモをゆるめる前に「本当に必要なモノなのか?」「購入価格は適正か?」などを思考したのちに支出します。
一時的な感情に流されて支出することは殆どないのです。
今日は、私が買い物する前に心がけている「12の思考プロセス」についてお話します。
1. 無駄な買い物をしないための思考プロセス
「無駄な買い物をしない!」と決意したのに、今月も余計なものを買ってしまた。
よくあることです。
お金が貯まる人は、支払う前に独自の基準に照らし合わせたあと、購入するかを決めることが多いです。
私の基準は次の12個になります。
① 購入することで、どんなメリットを得られるのか
② 購入したモノがデメリットをもたらさないか
③ 買おうとしている物は本当に必要なものか
④ 1ヶ月後には不要になっていないか
⑤ 友人が持っていて借りることができるのではないか
⑥ リサイクルショップ等で安く売っているのではないか
⑦ 補償はどうなっているのか
⑧ 割安で買えるクーポン等がないか
⑨ 表記されている金額のほかに、送料や手数料など別の料金が発生することはないか
⑩ 商品が届くまでにどれくらいの時間がかかるのか
⑪ どの支払方がもっとも効率がよいか
⑫ 領収書はどのような形で発行されるのか
2. プロセス①~④解説
基準を持つことなくお金を使ってきた人が、買い物前に12個もあるプロセスについて考えることは難しいと思います。
今回は①~④について掘り下げたいと思います。
① 購入することで、どんなメリットを得られるのか
購入を検討しているモノが自転車の場合。通勤に使う車の燃料を減らすことができる。運動不足を解消することができる。
職場までの距離が片道5km、月20日出社していたら月200km車の走行を減らすことができる。
燃費10km/ℓの車だった場合、ガソリンを月20ℓ節約できるので、5~6万円の自転車を購入しても2~3年で元が取れるうえに地球に優しい生活を送れる。
② 購入したモノがデメリットをもたらさないか
自転車で通勤すると、車両関係費を下げるられる他に体を動かすことで健康的になる!メリットがありますが、デメリットもあります。
例えば、自転車を保管する場所が必要になるほかに、パンクやブレーキ交換などメンテナンスが必要になります。また、通勤時間が余分にかかったり、天気の悪い日の利用は危険を伴うことになります。
③ 買おうとしている物は本当に必要なものか
自転車を購入したあとは、メンテナンスする時間と年、数千円の維持費が必要になるが、積極的に通勤に使うことで自動車のコストを下げることができるうえに、体を動かすことになるので、ダイエットにも一役買ってくれる。まさに一石二鳥なので買って損はない!
④ 1ヶ月後には不要になっていないか
自転車の耐用年数は5~6年。定年まで残り10年は使うことになるのでよほどのことがないかぎり、使い続けることになる。
こんな感じで結論を導きだします。
バーゲンで購入した服。使うことが恥ずかしい流行遅れの帽子。年始に買った福袋、夏前に購入した健康器具やサプリメント、海外に行って舞い上がって買ったインテリア。
不要品は役立にたないだけでなく、タンスや押入れのスペースを圧迫して生活を窮屈にします。
脳科学の観点からみても人間は衝動買いをしてしまう動物なようです。
つまり、気を緩めたら無計画な買い物をして散財してしまうのです。
財布のヒモを緩めるときは、購入するメリットと購入後のデメリットの両方を考えてメリットが上回るものだけを買う癖をつけることが大切なのです。
3. 一杯のコーヒーを飲むときにも使える思考プロセス
① スタバでコーヒーを飲んでホッと一息入れる。
この時間を利用して、プレゼン資料に目を通すことで、次の商談に落ち着いて臨むことができる。
② フラペチーノやスイーツを食べると支出が増えるばかりか摂取カロリーが高くなる。
③ ドリンク代はかかるが、休憩しながら資料確認できる。
Wi-Fiが完備されているので、パケットを減らすことなくネットに接続可能。スマホの充電をして今日一日、電源の心配がなくなる。
スタバを利用する前に、これらのことに考えるようになったら、無駄な支出が減って貯金が増えることになります。
まとめ
1. 財布のヒモをゆるめる前に、支出する自分の基準を持つ
2. 支出する前に、基本的な4つのことを考える
3. 喫茶店に入る前に、支出する理由を明確にすることで、お茶代は元りょり、無駄な時間を減らすことができる。
次回は、12のプロセス⑤~⑧について紹介します
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