フルーツを食べ過ぎると「果糖の摂取により血糖値があがる」、もしくは「体を冷やすので女性にはオススメしない!」。たまに、耳にする言葉です。
逆に、ヨーロッパには、「朝の果物は『金』、昼は『銀』、夜は『銅』」、「1日1個のリンゴは医者いらず」なんていうフルーツを肯定するものもあります。
今回は、私が食に取り入れることを心がけているフルーツに関することについてお伝えします。
1.フルータリアン的食生活は身体に良いの?悪いの?
私がサラリーマンをしていたときは、自分から果物を食べることはほぼありませんでした。
理由は「皮を剝くのが面倒臭い」、「手が汚れるのが嫌」、「食べた後に生ごみがでる」。
ビタミンはサプリメントから摂っているのでOK!まさにこんな感じでした。
サラリーマンを辞めた後は、フルーツを積極的に食べるようになりました。
理由は「食べるための準備や片付けに時間がとれるから」、身体に良いモノを積極に摂り入れたい!」、「できるだけ、サプリメントを使うことを避けたい」からです。
フルーツしか食べない人を果食主義者(かしょくしゅぎしゃ)、フルータリアンというそうです。
もちろん、フルーツ以外に、一部の野菜やナッツ、塩などは口にするようですが、主食はフルーツ。
フルーツだけだと、肝心なタンパク質が摂れないばかりか、糖分をとりすぎるだろう!と思われる方もいると思いますが、現実は違うようです。
肉や魚、米はもちろん水やお茶さえ飲まないで7年間、フルーツ中心の食生活をしているスーパーフルーター「フルーツ研究科:中野瑞樹」さんは、髪の毛フサフサ、お肌ツルツルの40代。健康診断の結果は正常。
彼曰く、フルーツの栄養成分は85%以上水分で残りは、食物繊維、アミノ酸、ビタミン、ミネラル、ポリフェノール、その他。
糖質は、甘い桃で8.9%。それに対して、ごはん36%、食パン44%、チョコレート52%、ドーナツ59%。
このスーパーフルーターは京都大学卒の元東大教員。果実に付着している残留農薬や食の衛生管理など、人体に悪影響がない!と判断したから、この食生活に切り替えたのだと思います。また、途中で悪影響がでれば、食べるものを変更するでしょうから、7年間継続されている事実を注視すると、フルーツに関するネガティブな格言や教訓は正しくない。そのように思えます。
2.私が実践しているフルーツ食生活
フルーツを食に取り入れることで、摂取した植物繊維が、腸内環境を整え、便秘を解消するとともに、お肌や血液にいい効果を与えてくれます。そんなにいいのなら、どんどん食べる機会を増やしたくなりますが、フルーツを食べる機会が増えると、食費を押し上げることになります。
寒いのが苦手な私は12月~3月まで南国で生活をしています。特に、別荘のあるタイの首都、バンコクには国内で採れた大量のフルーツが市場に集積されるので、種類も量も豊富なうえに値段も安価で助かります。
昨年あたりから、日本のスーパーマーケットで南国フルーツの代表「ドラゴンフルーツ」を見かけるようになりました。1個の値段は約400円、東南アジアであれば1個100円程度。高いコストをかけることなく食を楽しむことが可能なのです。
基本的なフルーツの販売はキロ単位。フルーツの見定め方は2~3回、市場に通ったら理解できるのでごまかされることもありません。店頭で、試食をさせてもらい、値段に納得いくなら買うだけです。
朝食から皮やタネを取り除いたマンゴー400g、パパイア400gを食べるとお腹は一杯、心は満足。幸せな一日が始まります。
辛い食べ物でお腹を壊すこともありますが、基本的にお腹のコンディションは保たれるうえに、日本にいるとき、クッキーやドーナツなど間食する習慣があるのに、十分な量のフルーツを食べていると間食したい気持ちが低下します。
また、毎日、別のフルーツを食べることを心がけると、色々なフルーツを食べ比べることができるうえに、固有のフルーツが持つ高い栄養素を摂取することができると考えます。
私にとって12~3月は食費を上げることなく、お腹の調子を整える、1年の中でも重要な整腸期間(せいちょうきかん)となっています。
3.フルーツの紹介
新鮮なメロンやスイカを買ってきても、カットするためのナイフや包丁がなければ食べるのに苦労することになります。また、ドリアンやジャックフルーツをキレイに切り分けるのには熟練した技術が必要です。宿泊場所に切り分けるモノがなければ、フルーツを売っている屋台で切り分けをお願いしてもいいですし、初めからカットして冷やしてあるフルーツを購入しても100円強。コンビニ等でポテトチップスを買うよりよっぽどヘルシーです。
もちろん、次の日の朝食用に買って帰るなら、「みかん」「りんご」「ローズアップル」「ランプータン」「ローガン」「苺」など、洗うだけでおいしく食べられる果物はたくさんあります。
是非、南国を訪れる機会がありましたら、フルーツを召し上がって下さい。
普段、フルーツを口にしない人でも、南国のアクティビティの一環として楽しめると思います。まんがいちマズイ物をつかんだとしても、投下金額はたいしたことはないはずです、そんなマズイものを引くのが難しい環境で外れを引くなんて、この先10年使える話のネタになるはずですから損はありません。
まとめ
1. フルーツを食べることに関するネガティブな格言や教訓は正しくないものがある
2. 食物繊維やビタミン等を摂取することで、お腹の調子が整えられるばかりか、お肌や血液にもよい効果がのぞめる
3. フルーツの豊富な東南アジアでは、フルーツの取り扱いが豊富なうえに安い
安くて新鮮なフルーツが食べられる南国に行ったときは是非お試し下さい!
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