お金持ちと聞くと生活に余裕があるので「高いモノを身につけている」「人によく奢る」。
こんなイメージを持つ方もいると思います。
しかし、本当のお金持ちは自分の価値観に合わなことに支出することを嫌うため、他人から見たらケチに見えることが多いです。
今回は、「お金持ちになるために必要な4つの思考」についてお伝えします。
1. ケチを貫く強い精神力
全てのお金持ちがケチだとはいいませんが、お金に渋い人が資産を増やす傾向があります。
「お金を使った方が資産を増やせる」という人もいますが、自分に返ってくるところに正しく支出しなければ、資産が増えることはありません。
毎年10万人が、自己破産申立をしていることを考えると、この言葉が正しくないことが理解できるのではないでしょうか?
つまり、「使ったら入って来る」のではなく、「出ていくお金よりも入ってくるお金が多い人の資産が増えるのが資本主義の仕組」のなのです。
資産を増やすためには下記のことに気をつける必要があります。
・稼いだ収入内で生活をする
・一時的な感情につられてバーゲン品などの衝動買いをしない
・虚栄心や見栄のために支出しない
・「他人が持っているから」といって不用品を買わない
自分の欲をコントロールできるできるようになると、自分に必要なモノが減るとともにお金が貯まりだします。
また、貯金が増える喜びに気付くと、さらに無駄な出費を抑えられるようになり資産の増えるスピードは加速します。
2. 金銭感覚を磨いて出費を減らす
既に、多くの資産を築いている、ビジネスで多くの収入を得ている人は細かいお金の「出」を気にする必要はありません。
なぜなら、入ってくる収入が出ていくお金よりも多いので細かいお金の「出」を気にするよりも入ってくることに気を配った方が資産が増えるからです。
しかし、大概の人は初めから大きな資産やビジネスを持っているワケではありません。
投資やビジネスに必要な元手を作るには下記のことに気を付ける必要があります。
・無駄な買い物や使わないサービスに支出しない
・支払いの際はポイントカードを提示してポイントを必ず得る
・クレジットカードで支払いを済ませてマイルやポイントを貯める
・居酒屋やレストラン、カフェを利用する際はクーポンを利用することで100円でも5%でも料金をおさえる
・生活費をATM利用手数料のかからない銀行口座に入れて管理する
・何事も営業マンに勧められるまま契約しない
要は、金銭感覚を磨いて、出ていくお金を抑え、手元に残るお金を増やすことが大切です。
3. 無駄な支出をふさぐのに必要なマイルール
節約のために携帯電話プランを大手キャリアから格安スマホに乗り換えた方がいいことは誰でも分かることです。
月1000円の支出も1年続けば1.2万円。
2000円なら年2.4万円。10年間で24万円の差が生まれます。
しかし、乗り換えない人が多く存在するのはなぜでしょうか?
1番の理由は、「面倒くさい」に負けて手続きを後回しにしてしまうからです。
スマホ料金は、「スマホ本体分割払い」「パケット料金」「各種割引」など、複雑で理解しづらい仕組みになっています。
また、料金体系が理解できても手続きするのに2時間必要です。
このハードルに阻まれて、月2千円の無駄遣いの改善を後回しにしてしまうのです。
他にも「インターネットに関する契約」「各種保険」「住宅ローン」「利用していないサブスクリプションサービスの停止」など。無駄な失費を止めるのには「無駄な失費であることと認め」1つ1つの穴をふさぐ必要があるのです。
つまり、失費をなくすためにはフットワークが必要なのです。
4. 時間にシビアになる
1円安い大根を買うために100m離れたスーパーに足を運ぶ。
こんな節約をしている人は損をします。
他の商品を安く買うついでに1円安い大根を購入する、もしくは、ウォーキングを兼ねて買い物に出かけたついでに買い物をしないと時間の無駄になるからです。
節約するときは、金額だけに目を向けるのではなく時間的効率を考える必要があります。
時給1200円で働く人の10分の価値は200円、時給1800円の人の10分は300円。
時間をシビアに捉えて、コストとして考えるからこそトータル的な損を排除できるようになるのです。
まとめ
お金が貯まる人は、価値あることにしか支出しない固い意志を持っているため質素でシンプルな生活をしています。
他人から見たらケチに見えるこもあるでしょうが、他人の目を気にするより資産を増やすことを優先しているので問題ないのです。
逆に言えば、こんな風に考えられるようになったら「億」の蓄財が見えてきたことになります。
コメントを残す