海外旅行中に病気になっても感謝できる億万長者の思考

もし、あなたが仕事の調整を重ねた末、やっと、海外旅行に出かけた滞在先で高熱に見舞われたらどういう風に考えますか?
・2カ月前から仕事をやりくりして、やっと来たのにガッカリ‥‥
・現地のオプショナルツアー代など、キャンセル料が発生するのが勿体な過ぎる
・早く体調を回復させないと、日本までのフライトがキツイ
・帰国翌日に出社できなかったら上司に何を言われるか‥‥(汗)
ネガティブなことばかり頭に浮かび、旅行に来たことに後悔するのではないでしょうか?

1. 体調不良の中から気付けたプラス要素

先日、海外に所有する別荘に滞在中、体温が38.8℃まであがり滞在期間8日の内5日間寝て過ごしました。
外気温は30~40℃。プールサイドでフラペチーノでも飲みながら過ごせたらやり過ごせると考えましたが、体温が38℃を上回ったところから何もやる気が起きなくなり、ベッドに横になって水を飲むことしかできなくなりました。
長時間の寝たきり状態、背中の痛さに耐えられなくなり、2度マッサージを受けに行きましたが、フラつく足を引きずりながらの移動は厳しいものでした。
そんな体調不良の悲惨な5日間中も次のようなプラスの感情を持つことができました。
⑴ 大怪我や奇病でなく発熱であったことに感謝。
⑵ 頭がボォーっとして、物事を深く考えることができない状態でも、1 週間安静にしていれば元の生活に戻れる。
⑶ 数年前にアーリーリタイアを遂げていため、無理して観光しなくても、再び訪れればいいと割り切り、療養に専念することができた。むしろ、時間とお金に追われる生活から卒業できていたことに感謝。
⑷ 食欲減退で、口にできるモノはフルーツだけ。体内から毒素を出すデトックス期間を設けるとともに消化器官を休憩させる貴重な期間になった
⑸ 体温が5日間38℃以上に保たれたことで、体内に潜伏する何かしらの悪い細胞が死滅した。ガン細胞が死滅するのは42℃以上という説もありますが、平熱が低い私の体温が5日間2℃上昇したことは体内の何かしらのウイルスを駆除したものと解釈(医学的根拠はないので妄想かもしれませんが)
⑹ 読書や執筆活動など、普段、不自由なく送れる日常生活に感謝

ネガティブな状態から、これだけ感謝できることがあったのですから、自分が成長したことに感謝でした。

2. 精神的に余裕をもたらす資産形成とは?

私はお金と時間にシビアな人間です。
もし、サラリーマンとして働いているときに、旅先で体調不良を体験したら「感謝」と正反対の「被った不利益に考えを巡えていたと思います」。
「感謝」について目を向けることができたのは、時間的と金銭的の両面に余裕があるからに他なりません。
人間は健康な身体と時間、お金があれば、自分の都合で行きたい出かけることが可能になり、自分にも他人にも寛容にれるのです。

先日、パーティー会場で隣り合ったご夫婦と海外旅行に関する話題になりました。
「若い頃は仕事と子育てで時間がなかったが、子供が巣立ってからは、年に2度、夫婦で海外旅行を楽しんでいる」とのことでした。
やはり、不動産収入のような不労所得を得ている人は人生をエンジョイされているかたが多いです。
なぜなら、購入前は手間がかかりますが、購入後は労少なく、定期的な収入が入り続けてくれるからです。
苦労して積み上げたモノが貯金だったら、入金される金利があまりに少なすぎて、毎月支出する生活費を大きく割り、資産が減ることにプレッシャーを感じるはずです。
金額は多くなくても安定的に毎月数万円定期的に入る収入を持つことが、精神的余裕を作る要因。ひいては、体調不良の状態下でも感謝することができる要因なのです。

まとめ

体調不良で寝込んだ状態で、周りに感謝できるのは、自分が聖人君主(せいじんくんしゅ)になったからではありません。自分が時間的、精神的に余裕があることを理解しているからです。
自分にも周りにも寛容になるためには、精神修行より経済的な自立することが一番の近道だということに気づかされました。

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生方正
高校卒業後に海上自衛隊に入隊。 勤務の傍ら、各種節約術を駆使しながら貯蓄を行い、国内株式、金の現物買い、在日米軍に対する不動産投資を実施することで「億」の資産を築く。 アーリーリタイアを遂げたあと、花粉の飛ぶシーズンは海外に所有する別荘に滞在。それ以外は各国を旅している(訪問国:7大陸33カ国)。 テレビ出演:AbemaTV「AbemaPrime」、BS朝日「南極日和」、読売テレビ「す・またん!」 ラジオ出演:NHKこやぶとみちょぱのとりしらベイビー他 多数 掲載:「PRESIDENT」他 多数