どっちを選ぶ?送料無料vs送料別の同一料金

先日、キッチンスケールを購入しました。
理由は、メルカリで売れた商品を最安値で発送するためです。
検討した商品は「送料込み980円」、「送料別791円」。
同じお店で、同じモノが「送料込み」と「送料別」で売られていた場合、どちらを選んだら得すると思いますか?
一見、差が出ないように見える買い物も金銭感覚の鋭い人はしっかりと違いを見つけて損しない方を選びます。
今回は、「送料無料vs送料別の同一料金どっちを選んだら得」についてお伝えします。

1. 送料無料と送料別、同一料金の買い物の差

同じ商品が、オンラインストアで「送料込み980円」と「791円+送料189円」で販売されています。
どちらも合計金額は980円。
一見すると違いがないように見えますが、この2つの違いはなんでしょうか?
「どちらも同じ!」とすぐに回答された方は、お金に関して無頓着かもしれません。
私だったら、合計金額が同じでも得られるポイントを考えて「送料込み」を選びます。
楽天ポイントは100円につき1円が加算されるので、前者は9ポイント、後者は7ポイント。
つまり、送料込みを購入した方が2ポイント得するのです。
「たかだか2ポイント」と思われる方もいるかと思います。
2ポイントなら、「細かい計算が面倒くさい」で済みますが、楽天市場の還元ポイントは最大16.5%。この買い物だけで33ポイント還元を受けられるのです。
980円の買物から33ポイント。
還元率は驚きいの33%強。
ここまで違うと十分に検討する余地がでてきます。

ポイントは楽天、Tポイント、Pontaなどに集約され失効の機会が減った

2. 生涯で換算するとバカにならない総額ポイント

購入したモノが100倍の98000円だったら、1%還元で980ポイント。
16%ポイント還元されたら15680ポイント、8%還元で7840ポイントになります。
900円の買い物でポイントを取り逃がさない人は、商品価格が高額になったとき取り逃がすことはありません。
数ポイントを軽視した人はどうでしょうか?
「この金額になると、さすがにもったいない」と感じて取りに動くと思いますが、「忙しい」「体調がすぐれない」「面倒くさい」など、取りづらい環境だったら見逃すこともあるのではないしょうか?

つまり、日頃からきっちり、ポイントを取る人とそうでない人の間には、ととんでもない差がつくのです。

3. 使うことを前提に貯めるポイント

効率のよいポイントのとり方が解ると面白いようにポイントが貯まります。
貯めたポイントが大きければ大きいほど、失効させる確率は下がります。
なぜなら、貯めたポイントでより高額なモノを購入できるからです。
楽天の通常ポイントの有効期限は1年。
期間限定ポイントはイベントにより異なりますが数か月。
短いモノは15日。
私は、買い物の都度期間限定ポイントを消費して、通常ポイントは貯めるようにしいます。
何故なら、楽天ポイントとして消化するより、海外に行くときに提携先のANAマイルに変換した方が効率がよいからです。
もちろん、飛行機に乗らない人は、ポイントとして消費して問題ありません。
ポイントを使って家族と食事する。
毎月の電気料金の支払いに充てる。
ポイントで旅行に行く。
提携先が広がったことで、貯めるのも使うのも選択肢が増えて便利になりました。

まとめ

多くの企業が自社の買い物特典として、ポイントやマイルを還元するようになりました。
以前は各社バラバラで発行されていたポイントもPontaやTポイント、nanacoといったように集約が進んでいます。
ポイントを取る、取らないは個人の自由ですが、効率よく取る人とそうでない人とでは、生涯数百万円差が付くことになります。
上手に貯めて、年に1回、家族と豪華な食事ができればとってもお得です。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

ABOUT US
生方正
高校卒業後に海上自衛隊に入隊。 勤務の傍ら、各種節約術を駆使しながら貯蓄を行い、国内株式、金の現物買い、在日米軍に対する不動産投資を実施することで「億」の資産を築く。 アーリーリタイアを遂げたあと、花粉の飛ぶシーズンは海外に所有する別荘に滞在。それ以外は各国を旅している(訪問国:7大陸33カ国)。 テレビ出演:AbemaTV「AbemaPrime」、BS朝日「南極日和」、読売テレビ「す・またん!」 ラジオ出演:NHKこやぶとみちょぱのとりしらベイビー他 多数 掲載:「PRESIDENT」他 多数