「図書館って便利ですよね~!」
数万冊の書籍を無料で借りられるうえに実習場としても使えます。
いいことづくめの施設ですが、デメリットもあるため、利用することで損する場合もあります。せっかくなら利点欠点を知ったうえで賢く活用したいものです。
今回は「図書館を利用するメリット・デメリット」についてお伝えします。
1. 図書館を利用するメリット!
冒頭で述べたように、図書館の最大の利点は所蔵されている数万冊の書籍を無料で借りれることです。
貸りた本は返却期限が設けられていてるため、読み切るための適度なプレッシャーにもなります。
夏は冷房、冬は暖房が利いていて一年中過ごしやすい静かな空間。
最近だと検索用のPCが設置されているばかりか、PCを持ち込んで作業する人のために無料Wi-Fiと電源がとれるテーブルが完備されているころもあります
まだ、全国的には珍しいですが、TUTAYAの親会社「CCC㈱」が委託運営している図書館は、書店とスターバックスが併設されていて年中無休、21時まで営業しているところもあります。
2. 図書館を使うデメリットとは?
いいことずくめの図書館ですが、デメリットもないわけではありません。
図書館のデメリットは、最新の書籍はもちろん、あなたが読みたい図書が必ず借りられるとは限らないことです。
所蔵されていたとしても予約が殺到していたら手元に届くまでに時間がかかります。
20人待ちの書籍を予約したときは順番が来るのに10か月かかって、連絡を受けたときは、自分が注文していたことを忘れていました。
デメリットとして見落とすことができないのは、図書館までの移動コストです。
10㎞離れていれば往復で20㎞。車で行けばガソリン代、電車でも電車代がかかります。
3. 見落とすことができないコスト
もっとも気をつけなければいけないことは「移動にかかる時間です!」
1冊1500円の本を借りるために、あなたが30分時間を使ったらどうなるでしょうか?当然、返却するのにも時間を使うことになります。
一日8時間、月20日出勤して20万円稼ぐ社会人であれば、あなたの時給は1250円。本来、会社で働いていれば30分625円で買いとってもらえる労働力と時間を本を借りるのに使ってしまうのです。
つまり、(本代)1500円-(往復の移動1時間)1250円-(交通費1㎞50円×20㎞)1000円=-750円 この条件で本を借りる人は買った方が安いのです。
もちろんこのコストは、あなたの住まいから図書館までの距離。あなたの労働形態や年収、移動手段により大きく変わります。
まとめ
一番考えて欲しいのは、本を借りるのにもコストがかかっていることです。
図書館まで遠い方は、まとめて借りる。返却は駅などに設置されている返却ポストを活用することで手間を減らすことが大切です。
図書館の一番のメリットは、良書を効率よく探せることです。
年に数回、図書館を効率よく活用して、自分の知識量を増やしてください。
これを継続できたら、読書を通して人間的な成長を遂げられることになります。
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