「モノを定位置に置く」これができると、モノを探す時間が減り時間を効率的に使えるようになります。
また、空いた空間を収納スペースとして活用できると定位置を増やすことができるため散らかりずらい環境にすることができます。
DIYでデッドスペースに棚を作成することは、いいことずくなのですが、1つ問題なのは、手間がかかることです。
今回は、私が海外に所有しているコンドミニアムで実施したDIYについてお伝えします。
１. 暮らしを快適にするDIY
数年前から巷でDIY（Do It Yourself）自分で簡単な家具を作ったり、壁紙を張り替えたりすることが流行っています。
自分で工作するメリットは、使い勝手の良い家具等を使い勝手の良い場所に安価に設置できることです。
もちろん、始めから上手くできるものではありませんが、工作を重ねるたびに作品の完成度が高まり、自分の工作技術が高まることも楽しみの一つです。
もちろん、海外に所有する物件でも使いやすい棚やテーブルを作ることができれば、生活はより快適になります。
しかし、それを実現するのには、日本から最低限必要な工具や材料を持込むか、現地で買い揃える必要があるため、結局は地元業者に依頼するケースが多くなります。
2. 海外の別荘でDIYに挑戦
「自分は不器用なのでDIYに向いていない！」と苦手意識を持っている人もいるかもしれません。
私もかつてはそうでした。幼い頃、家を建てる大工さんに憧れていたものの、中学のとき、技術家庭科で自分の不器用さを知り落ち込みました。
そんな自分がDIYできるようになったのは、高校卒業後に入隊した海上自衛隊で、掃除や雑用を毎日こなしているうちに作業を効率的にこなすノウハウが身に付きハードルを下げることができたからです。
さらに、艦艇で勤務していたとき、船内の限られた空間に棚や帽子掛けを設置すると、動線がよくなり仕事効率が高まることを実感しました。
DIYのメリットを知っていれば、海外でも工作してみたくなります。
私が挑戦したのは棚を2箇所に設置すること。
100均で買ったメジャーで採寸した後に、どこにどれくらいの大きさの棚を付けたら強度的に問題なく使い勝手が良いかを考えて図面を作りしました。
次にホームセンターで必要な大きさの板とL字型の棚受け、ネジ釘を購入して準備を整えました。
この時点で必要な工具類は一切保有していません。
３. 友人の来訪は絶好の作業実施日
素人が棚を一人で取り付けることは、大変に難しいことです。
固定した場所が悪ければ、打ち込んだ釘を抜いて再度打ち直すことになるため、棚、柱に不要な跡を残すことになります。
私はそれを回避するために、取付けるタイミングを友人が遊びに来た日を選びました。
釘を打ちつけるとき、棚を支えてもらうだけで固定しやすくなるばかりか、高い所に工具を手渡してもらえると作業が格段にはかどるからです。
多少の知識がある者同士だと「この板は反っているので、反対に付けた方がいい！」など、ワイワイガヤガヤするのも楽しいものです。
今回、DIYに必要な工具一式（電動ドライバー、ビットセット、脚立）は、コンドミニアムのメンテナンススタッフに借りました。
普段からスタッフとコミュニケーションをとっていたこともあり、あっさり借りられて拍子抜けしました。
日本だと自分の住んでいるマンションでも、管理人に工具を貸りることは憚（はばから）れる。そんなイメージがありますが、発展途上国ではこの辺りがとってもゆるくて助かります。
電動ドリルで16か所、細い溝を切ったあと、ネジ釘で固定しました。
作業時間は約30分。部材は棚板1枚1000円、L字型の棚受け2本600円、釘8本20円。
合計1620円の材料費だけで、使いやすい棚を設置するこができて部屋の収納力と利便性を高めることができました。
まとめ
海外にコンドミニアムを所有されている方で「ここに棚を作りたい」と思われている方も多いと思います。
コンドミニアムにお住まいなら、管理スタッフに工具を借りることで、DIYに挑戦することも十分可能です。
是非、現地スタッフと顔見知りになり、所有物件の利便性を高めて快適な暮らしをエンジョイして下さい。
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