毎月、給料をもらっているのに貯金できないのは何故?
理由は、世の中にお金を使わせる仕組みができあがっているからです。
では、どのようにしたら貯金を殖やすことができるのか?
答えは「お金を使う理由を明確にすることです」。
使う目標が明確になれば、不要なことに支出することがなくなると共にお金に関して考える時間が増えるのでリテラシーが磨かれ、やがて、副収入を得る方法を模索するようになるのです。
つまり、「自分の夢を実現することを明確にすることが」資産形成する第一歩なのです。
億万長者の私生活は派手 or 地味
億万長者と聞くと「派手な服を着て、助手席に美女を乗せて高級車を乗り回す!」そんな姿をイメージする方もいると思いますが、実際の生活は至ってシンプルです。
もちろん、お金があるので、ここぞという所で大枚をはたきますが、普段の生活は庶民と変わらない。むしろ、質素な生活を心がけています。
なぜなら、「お金をかける必要のないところ」「優先順位の低いところ」に出費することが無駄と悟っているからです。
また、基礎代謝が落ちる50歳を過ぎたら、美味しいものばかりを食べることが「寿命を削る」「体型が変わることでスーツやシャツを作り直すことになる」ことを嫌い節制を心がけます。
つまり、損しない選択をする能力に長けているので、無意識に効率的よく生きる方法を選ぶのです。
もちろん、派手なキャラクター作りで他人の目を引き、ビジネスを推し進める方は、そのように振舞います。そうでない方は、いたってシンプルな生活を心がけているのです。
40人に1人が億万長者
億万長者の定義は「年収3,000万円以上」、「金融資産100万ドル以上」といったように、個人の考えや研究機関により要件は異なりますが、ここでは資産1億円以上の世帯を億万長者とします。
2014年の某銀行の調査によると1億円以上の資産を保有する人は272万人。
日本人の44人に1人が億万長者ということになります。
この数値は「1億円以上の資産を持っ人数」を「総人口」で割った数字です。
親の保護下で資産を保有する未成年を除外すると、成人の40人に1人くらいが億万長者に該当することになります。
つまり、日本の億万長者率は約1/40人。「小学校のクラスの中に1人いる」そんな少なくない比率なのです。
億万長者のなり方と1億円の重み
億の資産を築くには、年500万円の貯金を20年。100万円なら100年続ける必要があります。
給与所得から年500万、貯金できる人は、4桁以上の年収を得ていて、浪費を遠ざける強い忍耐力を持ている人になります。
もちろん、20年間、怪我や大病を患うことなく高い収入を稼ぎ続ける必要があり、会社が倒産しても3カ月以内に同条件、それ以上の待遇で転職できる高い能力と実績を備えておく必要があります。
このような条件で社会を渡っていける人はごくわずかです。
一般的なサラリーマンが貯金できる金額は、扶養者がパート等で稼いでくれたとしても年200万円。
親の遺産を相続する機会でもなければ、億の資産を作るのに50年の年月かかるのです。
つまり、1億円とは、サラリーマン家庭が怠けることなく50年間働き続けてやっと手にする重みのある金額なのです。
蓄財を加速させる不労所得
資産は、給料やボーナスだけで作るモノではありません。
副業が禁止されている公務員でも投資により資産を増やすことは認められています。
サラリーマンが資産を拡大するのに取組んでもらいたいことは、コンビニや道路工事の旗振りをすることではなく、不労所得を得ることです。
不労所得と言うと「株式配当」「不動産賃貸収入」を思い浮かべる方が多いと思いますが「特許や著作権」「商標権」「FXのスワップポイント」「ブログやYouTube」「昔買った仮想通貨が値上がりした」など様々な方法があります。
本業を頑張りながら、自分の時間に副業規定に触れることなく稼げる方法がないか模索して下さい。
私も20年数年、公務員として勤務してきましたが、在職中に株やFX、不動産投資など多くの投資に挑戦して、失敗しながら資産を増やしました。
やり方が判った今、振返ると、もっと短期間で資産を増やせた考えますが、本業をしながらトライ&エラーすることは、とっても大変でした。
職場で定期的に実施される歓送迎会やバーベキューなど参加したいと思わないイベントは「志」を包んで全て断わり自分の時間を確保していました。
「参加しない宴会に毎回数千円支払うことが馬鹿らしい」と思う方もいると思いますが、お金を払ってでも勉強する時間を確保したかったのです。
「職場の人間関係を円滑にするのに宴会は必要」、「飲食しないイベントに支出することは無駄遣い」。この様に考える方もいると思いますが私はできるだけ早く「アーリーリタイアできる体制を作り、組織に頼ることなく生きられる体制を整えたかったので」勇気を持って断り続けました。
「上司の機嫌を取る」、「組織内でしか通用しないスキルを高める」、「飲んで食って楽しかった」。そんなことに時間を使うこと自体が無駄だと思っていました。
資産を作るのに必要なモノは明確な目標
「月に1度、宴会に参加したところで使う時間は、たかだか2時間」「参加しないことで上司に睨まれる方が損」、「2次回に参加しなければ良いじゃないか!」。
この様に考える方も多いことでしょう。
しかし、宴会に参加して失うものは2時間だけで済みません。
会場までの往復の時間はもとより、飲酒後に通常の情報収集や読書できなくなることを考えると一晩無駄にすることになるのです。
「年12回くらい学習する機会を失ったところでたかが知れている」このように考える人もいると思いますが、周りの空気に流されて「自分の目標に向けて真っすぐ進めない人」はなにかと遠回りをすることになります。
空気に流されることなく自分が達成したいことに向けて邁進する。こんな風に行動できたら億万長者になる日も遠くないのかもしれません。
まとめ
学業成績が悪かった私は、大学受験すること自体を諦めてブルーカラーど真ん中の自衛隊に入隊しました。
22歳のときに海外旅行の素晴らしさを知り「老いる前に世界中を旅行したい」と本気に思うようになり、アーリーリタイアする方法を模索し始めました。
節約、投資を繰り返すこと20年。46歳で退官しました。
皆さんも、自分が本当に実現したいことが明確になったら、時間はかかりますが億の資産を築くことは可能です。
まずは、自分が実現したいことにどれくらいの予算がかかるのかを試算して下さい。
それが分かるだけでも人生が好転しだします。
資産2億円を築いた個人資産家
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