お財布を使う前に「塩をふって清める」「お香の煙を当てる」「始めの10日間、財布に入れる10倍の紙幣を入れて寝かす」ゲン担ぎをする人がいます。
私は、公務員をしながら投資により「億」の資産を築き早期退職した人間です。
長年、節約と投資に向き合ってきたので、合理性重視で物事を考えます。
そのため、上記のようなゲン担については次のように考えます。
「塩は邪気を払うのに昔から使われているが、塩を撒いたあとの片付けが手間」。
「お香は浄化やリラックス効果があるので多くの国で使われてるが、お香を焚く習慣がないので、ゲン担ぎのために不要なモノを購入すること自体が失費」。
「普段使う10倍のお札を財布に入れておくなら、投資してリターンを得たい」。
つまり、これらのゲン担ぎは「実施するのに値しない」と判断します。
このような感じで、下記5つのゲン担ぎについて分析します。
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目次
1. 金運アップの財布の色
お金を保管する財布の色にこだわる人は多いものです。
赤は「やる気がでる色」。好まれる反面「炎を連想するため(お金を燃やす)」ことを嫌い避ける人もいます。
青色は、「水を連想する色」なので、「お金が流れる(貯まらない)」ことを避けてゲン担ぎする人は選びません。
茶色は「土を連想する色」で、「貯め込む力が強いためお金が逃げていかない」ので好まれます。
人気がある色は、「風水で金運があがる」といわれている「黄色や金色」です。
見解:自分のイメージカラーが決まっている方以外、赤、青色の財布を使わないのが合理的。
風水で「金運が上る」といわれている黄色や金色の財布は目立ちすぎるため私は使いたいと思わない。
財布は目立たない黒、茶色を選んで、ひったくりのリスクを下げるのが1番の金運を落とさない選択です。
2. 使い始める日を選ぶことで金運アップ
お財布を使い始める日を「一粒万倍」(いちりゅうまんばい)の日や「大安」「寅の日」など吉日に定める方もいます。
私は、四柱推命を気にして行動しませんが、過去の統計に基づき日を定めていることを考えると、何かしらの因果関係はあると考えます。
しかし、この統計学を使うよりも大学に初めて登校する日や転職や結婚が決まったなど、人生のステージが変わるときに使い始める方が、財布にストーリーが加わって愛着が湧くと考えます。
見解:統計学には一定の因果関係があると考えるが、人生の転換期に買い替えた方がストーリーが加わりモノの愛着が増す。
3. 金運をあげるお財布を仕舞う場所
お財布の保管場所は寝室の北側、あるいは西側。
低いところではなく高いところ。
運気を下げるプラスチックではない素材のものに納めるのがよいとされています。
私は、DIYで作った本棚の側面に取り付けた木製サイドポケットに収納しています。
もちろん、財布に傷がつかないように柔らかい布を座布団として敷いています。
私がこの場所に財布を仕舞う理由は、出し入れしやすいほかに、場所を決めておくことで、財布を探す時間をなくすためです。
買い物に出かけて、財布がないことに気づいたら笑いごとではなく貴重な時間を失ったことになります。
そうならないために、仕舞う場所を固定することが大切です。
見解:合理的なゲン担ぎと認定。
保管する場所を決めることで探す時間をなくす。
財布を丁寧に扱うことで、買い替えのタイミングを延ばして出費を減らす。
4. 財布に入れる、金運アップのお守りや縁起物
商売繫盛のお守りや、七福神や亀が型取られた縁起物を財布に入れてゲンを担ぐ人もいます。
私は、これらを財布に入れません。
理由は、限られたスペースを取られるうえに数g重たくなるからです。
財布は「現金」と「会員カード」、「支出を減らすクーポン」を入れる場所であり、それ以外のモノを入れる場所ではありません。
そんなドライな私も2つゲン担ぎアイテムを入れています。
1つはキンピカの8憶円札。
1万円札のデザインを8憶円にもじったダミー紙幣です。
大きさは7.6㎝×16.1㎝、重さ4g。
紙と異なる固い素材でできているため、財布内の仕切り「マチ」として使っています。
見解:不合理的なゲン担ぎと認定
ただし、かさばることなく、使用用途があるモノであれば可。
5. 魅惑のアイテム、名刺香(めいしこう)
昔から高雅な香りをはぐくむ香木として珍重されていた伽羅(きゃら)は邪気を払い、心を落ち着かせる効果があるといわれます。
そんな匂いを名刺交換のときに相手に届けられたらいい印象を与えられます。
その香りつけができるのが「名刺香」です。
私は、20年前から財布の中に入れるようにしています。
なぜかと言ったら会計をする度に、渡した紙幣から素敵な香りが漂うと印象がいいからです。
副次的な効果として、悪意ある人に紙幣を抜かれても10分以内なら匂いが残っているので自分のモノと識別することもできます。
見解:「名刺香」は5.5㎝×5.5㎝ 厚さ1㎜、重さ3g、価格400円強。かさばることなく半年間邪気を払う匂いを発してくれるので試す価値ある。
まとめ
お金に関するゲン担ぎをし過ぎることは問題ですが、全くしないのも夢がありません。
本当に効果があるかは別として、手間のかからない習慣を取り入れてもマイナスになることはありません。
実施するメリットは、ゲン担ぎをしている人が共通の話題で盛り上がれることです。
こだわりのゲン担ぎを2~3選んで、継続してみてください。
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