満月の夜にお財布の掃除をしたあと、月明かりに照らしながら振る。
この様なゲン担ぎをされる方もいるようです。
「満月の夜は引力が強い」、「その力にあやかりお金を引き寄せる」これがゲン担ぎの起源のようです。
私は、就労、節約、投資を続けて「億」の資産を築き早期退職した人間です。
投資により資産を増やすことを優先してきたため、全てのことを合理的に考えて、無駄なモノを排除する考えの持ち主です。
そのため、冒頭のようなゲン担ぎをしたことはありません。
しかし、ゲン担ぎをしていないかといえばそんなこともありません。
実施に手間やコストのかからない、合理性のあるモノは積極的に取り入れて実行しています。
今回は、「億万長者が実践している財布のゲン担」についてお伝えします。
目次
1. お札を金種ごとに分けて肖像画の向きをそろえる
ゲン担ぎの起源は、「紙幣を上下裏表バラバラに仕舞うとお金を粗末に扱うことになるので、失礼のないように統一する」。
このゲン担ぎは幼少期に、祖母から教えてもらい今も続けています。
金種や向きを揃えると、財布の中に入っている金額が一目で分かる。
お札をスムーズに取り出せるので、会計をするときに時間を短縮できます。
見解:合理的なゲン担ぎと認定します
本人はもちろん、店、他の客、3方の時短になります。
2. お札の上下を逆さにして財布に入れるゲン担ぎ
ゲン担ぎの起源は、「逆さまに紙幣を入れると、肖像のあごが引っかかり出づらくなる」。
私は、大成功者から上記のゲン担ぎを聞き、3年間逆さまに仕舞まっていました。
しかし、台湾でタクシーに乗ったとき、100元札と500元札を取り違えて大損したことがあります。
慣れない通貨を薄暗い車内でよく確認しないで渡したことが原因です。
これを機に、紙幣を視認しづらくする逆さまに入れることを止め頭が上向きになるようにしています。
どんなに、紙幣が出て行きづらくなっても、取り違えたら本末転倒です。
つねに、「紙幣を見やすい状態に保つことを優先」して整理をしています。
見解:逆さまに仕舞うことは不合理なゲン担ぎ
お札の向きを揃えて見やすい環境を維持する。
3. 手前から千円札→5千円札→1万円札の順に仕舞う
ゲン担ぎの起源は「より価値の高い紙幣を奥座に仕舞うことで、高額紙幣に敬意を払う」。
逆の順番で入れると、1番大きな紙幣、1万円札が他の紙幣を覆い隠すことになります。
会計するときに他の紙幣を出しづらくなるほか、手前の1万円札で支払いをしやすくなるため、財布の中がお釣りで膨らむことになります。
つまり、財布が重くなる、型崩れの原因を自ら招くことになります。
見解:合理的なゲン担ぎと認定します
高額紙幣を奥座に仕舞うと財布の整理がしやすいうえにお金が細かくなる機会を減らすこ
とができる。
4. お金を長財布に入れて管理する
ゲン担ぎの起源は「紙幣を折らずに仕舞えるため、お金がのびのび過ごせる」。
長財布から慣れた手つきで支払いを済ませる姿は美しく、会計時の印象をよくします。
私もそんな姿に憧れ長財布を使っていました。
しかし、ポルトガルの満員バス、インドの超満員列車の中で、スリ被害に遭わないために長財布をズボンの前ポケットに移して上から手で押さえながら歩いた経験があります。
被害には遭いませんでしたが、外国で財布を失うリスクを考えて、以降は二つ折り財布を選ぶようになりました。
長財布のメリットはお金の出し入れがスムーズで動作がキレイに見えることです。
しかし、ズボンの後ろポケットに入れている人は、座るときに胸ポケットかバッグに移動させる必要があります。
胸ポケットに入れているときは、上着を脱ぐときに別の場所に移す必要があります。
見解:不合理的なゲン担ぎと認定
長財布は混雑した車内でスラれる可能性が高まる。
着座、上着を脱ぐたびに仕舞う場所を移動させる必要がある。
ブランディングが必要な方以外は二つ折り財布を前ポケットに格納するのが合理的。
5. 必要のないレシートはその日のうちに財布から出す
ゲン担ぎの起源は「お金の居場所にレシートや領収書を入れっぱなしにすると、そこに書かれた金額が逃げていく」。
私は、帰宅したらすぐに財布からレシートを取り出して、財布の中身を標準金額の8,700円に戻しています。
財布内に不要なモノがあると、紙幣を取り出しづらくレジ前で行動が緩慢になり恥ずかしい気持ちになります。
そんな気持ちにならないように、こまめな財布の整理整頓をすることが大切です。
見解:合理的なゲン担ぎと認定。
酔っぱらって帰宅しても、整理整頓するようになると習慣になった証拠。
6. クーポン券を財布に入れっぱなしにしない
ゲン担ぎの起源は「お金と性格が異なるモノをお財布に入れることで運気が下がる」。
レシート同様、お財布に入れておくと財布の中がスッキリしません。
しかし、私はありがたく入れています。
なぜなら、クーポン券を使って会計すれば支払い金額が下がるからです。
期限切れ、利用しないお店のクーポンは邪魔ですが、役に立つモノを粗末にすることの方が金運が下がると考えます。
見解:不合理的なゲン担ぎと認定
利用できるクーポンは積極的に財布に入れて、支払い金額を下げる。
まとめ
国や地域により、様々なゲン担ぎが存在します。
お金を増やすのにゲン担ぎばかりしていると、実施しなければならないことがおざなりになりお金は増えません。
効率があがると思うゲン担ぎだけ生活に取り入れる。
それ以外は、自分のマネーリテラシーを高めることに時間を使うようにしてください。
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